音のない世界をもっと豊かに!聴覚障がい者と楽しむバリアフリーエンタメのススメ
こんにちは!生まれつき耳が聞こえない私が、大好きなエンターテイメントをもっと楽しむために、日々奮闘しているあれこれを綴っていきます。
今回は、映画館、美術館・博物館、劇場…「音」が溢れるエンタメ空間のバリアフリー化について、私の体験を交えながら熱く語ります!
「音」だけじゃない!五感を刺激するエンタメ空間の可能性
耳が聞こえない私にとって、「音」は情報のほんの一部でしかありません。
映画のセリフや俳優の息遣い、美術館の説明音声、舞台上の臨場感…それらを「聴覚」で感じることができない代わりに、私は「視覚」や「触覚」を通して世界を認識しています。
だからこそ、エンタメ空間においても、「聴覚情報」だけに頼らない、多様な情報保障がもっと充実してほしいと切に願っています。
字幕、キャプション、手話…進化する情報保障と課題
近年、映画館や劇場では、字幕付き上映や手話通訳の導入など、聴覚障がい者への配慮が進んできています。
- 字幕メガネ👓️の普及: 映画館で、自分の好きなタイミングで字幕を表示できるのは本当に画期的!周りの人に気を使うことなく、映画の世界に没頭できます。
- スマホアプリ📱による情報取得: 美術館や博物館で、展示物の解説を文字や動画で見られるのは本当に便利!でも、アプリの操作性が悪かったり、情報量が少なかったり…まだまだ改善の余地はありそうです。
- 手話通訳者🤝の存在: 舞台演劇の世界では、手話通訳付き公演が増えてきました。役者の表情や感情まで伝わる手話通訳は、舞台をより深く理解する助けになります。
しかし、課題も山積みです…
- 地方では、字幕付き上映や手話通訳付き公演が少ない
- 字幕の表示方法やタイミング、内容の分かりやすさなど、改善が必要な点も多い
- 手話通訳者の育成や、情報保障にかかる費用負担など、解決すべき問題は山積しています。
私たちにできること、社会全体で考えるべきこと
聴覚障がい者にとって、エンタメ空間は、聞こえる人と「同じ感動」を共有できる貴重な場所です。
だからこそ、
- 情報保障のバリアフリー化をもっと進めてほしい!
- 聴覚障がい者だけでなく、高齢者や外国人など、様々な人が楽しめる「ユニバーサルデザイン」の考え方を広めてほしい!
と切に願っています。
私自身も、
- 情報保障の充実を求める声を積極的に発信していくこと
- 企業や団体への働きかけ
- 聴覚障がい者のエンタメ鑑賞をサポートする活動への参加
などを通して、より良い社会の実現に貢献していきたいです。
エンターテイメントは、心のバリアフリー!
聴覚障がい者にとって、エンタメを楽しむことは、単なる娯楽ではありません。
それは、「聞こえる」世界への扉を開き、「感動」を共有し、「共感」を生み出す、かけがえのない体験なのです。
一人でも多くの人が、エンターテイメントを通して、心のバリアフリーを体験できる社会を目指して…
これからも、私は「音のない世界」から、様々な情報を発信していきます!
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